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祖父からの贈り物

私の母の実家は秋田杉の生い茂る山の中にあります。
その秋田にいる祖父(秋田の方言で「おど」と呼ばれる)は私をとても可愛がってくれて、いつも米や野菜、その他様々な物をくれるのでとっても感謝しています。

先日我が家に おど から電話がありました。
1こけし.jpg

おど「さなぃぇ!こけしける!」(早苗、こけしあげる)
早苗「わーい♪」
どうやら秋田杉で出来たまだ顔や模様の入っていない無地のこけしをくれる様です。
それは嬉しい☆可愛らしい顔を描いてロシアのマトリョーシカみたいにカラフルなこけしにして飾ろうと、こけしが我が家にくるのを楽しみにしておりました。

2こけし.jpg

待つ事数日。私の両親が車で届けてくれた無地のこけしと御対面してびっくり。
  ま さ に 想 定 外 !!!

大こけし.jpg

これはなんだ?筋トレにつかう ○-○ ←こういうヤツ???

絵では大きさも伝わらないと思いますので画像でも一発お見舞いしましょう。
  ↓ハイこれ↓

こけし.jpg

画像じゃ伝わらないかもしれないので誰もが見た事のある『あの醤油』を置きましょう。
  ↓ハイこれ↓

醤油.jpg

もはや家庭用のこけしじゃないです。どっか『こけし館』みたいなところに置いてあってもいいような業務用のこけしですよ。しかも5体(なんで)。
秋田杉の丸太1本を削ってできた、首に継ぎ目の無い立派なこけしです。ちょっと中々手には入らないでしょう…
こんな立派なこけし、どんなデザインにしたらいいか全く解りません!良いアイデアが思い付くまで部屋に置いておこうと思います。

この のっぺらぼう のこけし、部屋の隅で杉の香りをプンプンさせて強引に癒してくれています。

----「こけし」は「子消し」?----
以前小耳にはさんだ話しですが、こけしは漢字で書くと「子消し」なんだそうです。
昔、貧しい家で口減らしのために殺した子供の代わりに作ったんだって。
そんな話し聞いちゃうと単純に「キャー可愛い〜」なんて言えないですね。

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