円山町の神様
つい先日の渋谷でのこと。自分のイラストについて悩んだ私は知人に
「私、絵も下手だし『イラストレーターです』なんて言えるような仕事してないし もう辞めようかと思って…」等と弱音を吐いておりました。
そんな事を人に言ってる時点で止めて欲しがってる訳だから、本気で辞める気はないんですけど、なんか「このまま続けてても芽が出ないし続ける意味なんてなくない？」って事を声に出して言いたくなったんです。
励ましの声をもらって少し元気にはなったけど、根本的な解決にはならず、悶々としながら渋谷を歩く事数分。気分転換に「ラブホ街でも歩いてカップルでも眺めるか…」と（どんな気分転換だ）円山町を歩いてみたら安西水丸さんを見てしまいました。
安西水丸さんといえばイラストレーターの大御所。村上春樹さんのエッセイにカットを添えていたり、自らもエッセイストで小説家。イラストスクールの講師も務めていらっしゃいます。
（稲葉は安西水丸さんが講師を務めるパレットクラブの第一期生であります）
---------以下、その時の心境-----------
このタイミングで安西水丸を見るなんてっ！
これは絶対に偶然じゃないわ！神様が（どこのか不明）私に励ましの意味で見せてくれたんだわ！！
わかりました神様 私もうちょっとがんばります！
---------神との心の対話終わり----------
こんなことがあって元気になったって話です。
偶然で終わらせるには勿体ない事件だったので書いときました。
見間違いで全然違う人だったらどうしよう ま いいか。